少女マンガが苦手で仕方ないのだけど、
アンド矢沢あいさんが好きなわけでもないのだけど、
天使なんかじゃない矢沢あい作)」は別だ。
昔高校で女子の間で流行し、私も貸してもらったら号泣した。(少女マンガで泣くとかこの作品だけ)
ともかくマミリンのすばらしさに泣いた(マミリンとは脇役の女の子です)
少女マンガは「女の子にどうやったら幸せになれるかを教える本」であると
あるマンガ家がいっていたが、そのとおりだと思った。
マミリンみたいないい子が幸せになれないわけがない。
とてもやさしい子なんだ。
たぶんこのマンガが女の子のバイブルになっている(らしい)のは
なによりも友情が美しいからじゃないかな。
翠とマミリンの友情はこのマンガに通った一本の決してブレない芯であろうと思う(翠とは主人公の女の子)
一生懸命で友達思いな(そしてすごい根性の持ち主)マミリンに待ち受ける結末に
このマンガのすばらしさを見た気がしました
「高校時代の友達は永遠モノ」そんな言葉の何百倍も説得力のあるすばらしい友情のお話です(あ、いや恋愛がメインらしいんだけどね…)