おみくじの舞

努力が足りませんだの、身分不相応な願いはやめなさいだの散々なおみくじばかり引き(でも吉)、生まれたときから野心家の森山は一体どうしたらいいのかしらアモーレと思ふ。思い返せば女性陣からあらかわいいほっぺただのといわれていた幼女のころからお嫁さんだのお花屋さんだのケーキ屋さんだの定番を一切夢見ることはなく、ともかくデザイナーやら科学者やら画家やら作曲家やら総理大臣やら国連事務総長やら国王やらを夢見ていたものです。なんなんでしょうねこの女子。そんなわたしにこのおみくじは突き刺さるばかりです。ただどれにも共通していることは努力すれば結果はともなうということで、それだけをたよりにコツコツやろうかと存じますよ。そういえば行ったところが縁結びにも有名なところなので、ついむしゃくしゃと縁結びのおみくじを引いたらそちらは大吉でありましたよ。縁結びに縁がないのに! 縁結びのおみくじやらお参りやらをしたのは少女マンガにだまされていた小学生以来じゃないかしら。とりあえず大吉とはやはりなんでもうれしいものです。あーえがったえがった。