戦う焼きそば

戦う焼きそばはまず豚肉をこまめにひろげた、それは盾として最適だった。ひらりと砲弾をかわす豚肉、しかし数回使えばもはやぼろぼろだった。矛としてはにんじんがふさわしい、焼きそばはけっしてにんじんを離そうとせず、豚肉をひらひらとさせる間も、するどい橙で隙を狙い続けていた。
(タイトルがいつも思いつきなので、その思い付きのタイトルに無理やり本文も合わせたらどうなるかやってみました。)