プロのプロット

面白いと思ったマンガとか小説とか娯楽映画のプロットを自分で書いてみるのがかなり好き。映画見終わった後に友人と語り合うことなく紙にメモをはじめる、とかよくやる。というか語り合うとか基本しないし、友人もしないタイプの人なんで、映画に触れないままその後買い物したりする。な ん の た め に 複 数 で 観 た ん だ とかいうツッコミは通用しない。強いて言えば、同じものを偶然観たかったからじゃないかな! んで話を戻すと、書いてみたら意外と単純なプロットだったりするとガッカリするね。夢を打ち砕かれたような気持ちになる。むしろ導入部分だけは単純なほうが面白いものになりがちだし、必須条件じゃないかとすら思うんだけど、最後までまっすぐ物事が起きていくだけだと、そのまっすぐさに耐えうる「物事」個々の強さにびっくりする反面、極上の着物を着ている人の帯がワンタッチ帯だったときに似たショックを受ける。ものすごいプロットが表出してくると感動するけどね。なんか作者の血と汗と涙の結晶を目の当たりにした気がしてかなり他作品にも期待してしまう。なんだったら作品としての形よりプロットを眺めているほうが私は好きなんじゃないだろうか。プロット集とか出たら買うのに…。プロのプロット作者とかいるのかな。いくらなんでもいないか。