偏ってるんだよ!って。

とあるひとが「あの子は未熟だから書くものも未熟」って言われてて別に未熟でもいいじゃないと思った。成熟なものは成熟した人の仕事でしょ、とも思った。だれもがすべてを網羅しなければならないと思っているなら「人は一人では生きていけない☆」とか言うのをやめろと思った。なんでもそうだ。なにかものを言ったら「こうこう、こういうパターンの人の存在を君は無視して話をすすめている。」とか言われて、知らんよ、と思う。なんで全人類のこと知らないと話せないの?と思うし、じゃあ君が補充してくれよ、とも思う。全人類が自分のことはなしたほうがずっと効率的だよ。「俺やあいつはお前の話に当てはまらないぞ!」って思うならその人が自分のことを話せばいい。私は私の知っている範囲でものを言うし、そうじゃない人の話を聞いてうなずくし、そうして世界が広がっていくんじゃないの?と思う。めんどくさいよね、「偏ってるんだよ!」とかさ、偏ってるもんなんだよ人類は!ってはなしだよ。人類にどこまで幻想を抱いているんだ。偏ってると思ったら、君がそれを補充すればいいだろう、しないで文句言うってどういうこと?って話で、他人の意見を非難する暇があるなら自分の話をするべきだ。自分語りなんて言われたりもするけどさ、どうせ人は自分の話しかできないんだよ。なにもかもに配慮したように努力しても、どうせ偏りは出てくるんだ。それもひっくるめてすべて、自分の視点である限りそれは自分の話なんだと思う。話す人が聞くことを忘れず、聞く人が話すことを忘れない、それだけで十分だ。「人は一人では生きていけない☆」とか、別に結婚を推薦する言葉じゃないと思うんだよね。