メランコリーッ! メランコリーッ!!(拳を空に)

私の癖として手帳を2冊買ってしまうというものがある。正確には3冊だが、うち1冊ははじめから使わないつもりで買うという確信犯なので数には入れない。さて、来年度の手帳が発売されるのは最近だと8月ぐらいでしょうか。当然その年の分の手帳はまだまだ残りがありますし、あせる必要はないのですが一年の友とも言える手帳を慎重に選ぶというのは当然ともいえます(無理矢理断定)。私の場合なんでもかんでも書いてあるので、今年の詩手帖年鑑のアンケート回答にも一役買いました。すべてが屈託なく記録されていると、たいへん思い出しやすいのです。
さて、だからといってなぜ2冊も買ってしまうのか。それはもちろんあせってしまうからでしょう。8月に手帳が発売されると大変なハイテンションで文具屋にいき目に留まった手帳を見ていきます。もちろん即決なんてしませんが、8月ごろに出た手帳が10月には売り切れている、なんてことは結構あるので(生産は一度だけしかしない製造元が多いようです)、悩んだ後1冊を10月(手帳がほとんど流通する時期)になるのを待たずに購入します。
さて、10月〜12月になると手帳もいろんな人がレビューを書き、紹介するようになりました。私もやっと買って保存していた手帳を使用し始めます。しかしなんでしょう、購入時テンションがあがりすぎた私にとって1冊目は使う前から使い切ったような気持ち。これが……スケジュールブルー……! 上がらないテンション、真っ白な手帳、ああこれが憂鬱と言うものなのね、と思っているバカ、いえ森山の目の前にはまだ見たことがなかった手帳。ふらふらとそれを手に取った森山の心にすでに節約と言う文字は消えうせていたのだった。ああ、なんてことだ! だれも悪くないのに……(いえ森山の頭が悪い)。
ということで私はおとなしく今年も2冊目を買うかどうかで悩んでいます。はぁ。