対談と「スパークした」の話だ

もう昨日のことになるけれど、久しぶりに対談というものをいたしましたよ。ボロがでないかドッキドキ☆で、ついったーで私の出陣直前のつぶやきが流れていましたけれど、「おうちかえる」「逃げちゃだめだ!」間わずか数秒という、葛藤によるライブ感がわれながらあふれているなあと思います。実際はとても話しやすい空気を作ってくださったので、ボロだしっぱなし、むしろ開き直りっぱなしで無理矢理がんばりました。いろいろ自分が心配になりました。とりあえず、ゆるさ大爆発した気がするので、だれかに怒られないか心配です。でもわたしは、まじめに・真剣にゆるさを維持しようと努めているので、さぼっているのとは違うんですよ、とは言いたいですね。え? あ、だれも私がゆるいことなど気にしない? 眼中にない? ……悲しいだろ!やめれ!
  
それからその対談のときに教えてもらったのだけれど、群像に去年(5月号)で書いた「スパークした」が大森望さんと日下三蔵さんがやってる「年刊日本SF傑作選」に入りそうだったらしい。分量?とかの問題かなにかで(詳しく聞いてない)最終的に入らなかったらしくすっごくしょんぼりしました。過去二冊出ている短編SFの傑作選だけど、さまざまな作品が収録されていて、読んだら確実に視野が広くなるような大好きなアンソロジーなので、入れたらそりゃもう大騒ぎするところでしたなあ。でも「スパークした」はSF研の人とかにメールもらったりとか、そういう反応があったので、年刊日本SF傑作選にまでひっかかりかけたという事実はかなりうれしい知らせでした。傑作選て!びっくりするわ!
   
(後日訂正:「入りそうで入らなかった」ではなくまだまだ「入りそう」だそうです。すでに出た結論だと思ったので書いちゃった!ごめんなさい!)