Sky Divisionとタイトルの話

「空が分裂する」を英語に訳すと「sky division」になるの(名詞形ですが)。ほとんど「joy division」だよね。わたしJoy Divisionのアンノウンのジャケが好きだから見ていたところでちょっとびびりました。(最初に発見されたパルサー(天体)の波形とかたまらないですね。)こっちはnew orderだけど、blue mondayのジャケもいいよね。わたしはあの飛行機とかロケットが出てくるPVが大好きです。(犬じゃない方)
Unknown Pleasures 
なんで気付かなかったのかといわれそうですが、わたし英語弱いから、divisionとかの意味とっさに出てこないのだ。そうかーそういう意味のバンド名だったのか。(好きなバンドでもめったにメンバーの名前とか覚えないわたし。)ちなみに、にょーんとした細胞っぽい分裂はdivisionというよりはsegmentationらしいですが、医学用語での「細胞分裂」が「cell division」なので、ちかい感じということでdivisionを使いました。字面もきれい。いいなー。
   
連載タイトルは、意味は気に入っているけれど、字面があまりすきではないのだ。自分で決めたものの…。わたしはペンネームがごてごてしているので、タイトルはシンプルなほうが好きです。ペンネームだって好きでごてごてさせたんじゃないやい。連載は本になる可能性がでてきたわけだけれど、そのときのタイトルってやっぱり連載のままかなー。どうなるんだろう。聞いてみなくては。タイトルをどこかからパロるのは、今書いている3本の小説も同じなので、偶然似ただけだけれど、もしOKもらえたらSky Divisionでいくのもいいかなとおもった。しかしこれはこれで、印象がうすーい。でもわたしのペンネームが印象つよすぎるからこれでいいんじゃないかともおもーう。
   
どれぐらいのひとが意識的かはわからないけれど、タイトルになる言葉、には格があって、

  • 詩一篇のタイトルになれるけれど、詩集タイトルとしてはあくが強すぎるor弱すぎる言葉
  • 詩集のタイトルとしては輝くけれど、詩一篇のタイトルだと地味orえぐい言葉
  • 小説のタイトルとしては輝くけれど、章タイトルとしては地味orえぐい言葉
  • 小説の章タイトルになれるけれど、小説のタイトルとしてはあくが強すぎるor弱すぎる言葉
  • タイトルにはなれない言葉or長文の中に挟んでこそ輝く言葉

というのがある。べつに偉さとかの差はない。それぞれがそれぞれの役割をもっている。これを判断するのはいつも直感なので、はっきりとした基準は言えないんだけれど、どの程度の量をタイトルとして、つまり代表として背負えるか、というのは結構大事で、別にたくさん背負える(つまり総合のタイトルになる)からといって、偉いというわけではなく、言葉に相応しいものを背負わせるか、つまりバランスがとても大事だと思う。総合タイトルとしてはすごく輝いているのに、章タイトルや、詩一篇のタイトルになったと想像したとたん、一気にしょぼくなるタイトルってたくさんあるものねえ。逆も然り。
でもわたしは理論的に考えてタイトルをつけることが苦手なので、だいたい思い付きでつけてしまいます。(わたしは分析はするけど、それを自分のための参考にしたことはないので、とくに上に書いたようなことを考えてタイトルをつけたことなどない。理論と感情が独立宣言して久しいです。)思いつかないと困るけども。まあ頭からっぽにしてつけたほうがいいというのは覚えたので、むかしほど困らない。