青色は時の色 黄色は空間の色 緑はわたしの気持ち悪い部分

尊敬する先生に教えてもらったことだけれど、イヴクラインという画家は顔料を自分で調合して、IKBっていう独自の色(ブルー)を作ったの。んで、それを使った作品を発表しているのだけれどわたしはこのIKBの色がとても好き。「色単独が作品になった」というその記述だけで詩的な事実に、リアリティーを共存させるほどの美しさがあるの。
   
イヴクラインのブルーはきれいだよ。染料、売っているけれどあの色自体が作品だと思えばとても安いと思った。でも入荷が少ないのね。いつか手に入れられたらいいなあ。とくにそれでなにかをしたいわけでもないけれど。ちなみにあのブルーはインターナショナルクラインブルーといって、略すとIKBになるがアイドルグループではない。AKBみるたびにIKBほしいな、って思うけれどまったく関係がないなあ。どうしたらいいのかなあ。でも安いの。がまんする理由はないの。ただそんな希少なものをとくに作品も作らない私が手にしてしまってはいけないのではないかともおもってる。美術関係の人にいきわたるべきではないか。でも倉庫に隠れているIKBがあるなら、わたしの瞳に反射させたい。
   
ものがたりのつじつまあわせがこの世でいちばん息苦しいね。こころのなかでなにもかもがじゆうでいいんだよと言っているけれど、つじつまは大事で、それがないと時間軸がただしく伸びていかないんだよ。時間軸がないと、なにもただしく伝えられないからそれだけは我慢だよ。
ケーキたべたい。つくりたい。オーブンない。だめだ。買いに行こう。外は寒い。遠い。原稿書く時間必要。アニメ見てこころをごまかそう。