雑誌と本とわたしと時間軸

みんなー! 自分語り、はっじめっるよー!!
   
ネットで書いていたからか、単行本を出すことにたいする欲があんまりない。雑誌に載った時点でもうかなり満足してしまって、さらにそれを集めて一冊の本にしよう、って簡単には思えないんだなあ。雑誌でもバックナンバーが手に入るし、紙媒体で載ったという事実は永遠な気がして、それをわざわざそのままさらに一冊分まとめて出版することにあんまり意味を見いだせなくて、雑誌で載せたものの中でも特にいいとおもうものだけを、厳選して載せる、音楽で言うと「ベストアルバム作るぜ」ぐらいの意気込みでないと、本を出す意味がない感じがずっとしていて、だから詩集とか出すのがどうしても遅くなります。たぶん、書き終わってしまうと、その詩を直したりすることができないのも理由の一つなんでしょう。なおして、とってもよいかんじにするのができなくて、1から作り直すしかできない感じです。セーブできないRPGです。
このベストアルバムのかんじでやっていると、ボツがとても多く出て、なんだかすっきりします。一冊目が出たときも、投稿欄時代のものとかネットで書いていたものとか、それから雑誌で書いたものとか、多くをボツにしました。雑誌だけにしか載ってない作品のほうが多いです。でもこれぐらい厳選しても、やっぱり「ベストアルバム」にはならなくて「アルバム」になるので、これぐらいが私にはちょうどいいのだろーなと思います。
今、別マガで連載していた詩の本を作っているのですが。漫画家さん、絵描きさんに描いていただいた絵から、今度は私がもう一度詩を書いたりしています(連載時はほとんどの場合が、わたしが詩をかく→その詩から絵を描いていただく、という順番だった)。たぶん雑誌でのっていたまんまにはならないと思うので、できたときはぜひ、また新しい気持ちで見てもらえたらうれしいです。っていうか早めにできるよう今絶賛頑張り中。
   
こういうドキュメンタリータッチなことを書くと、恥ずかしくて消えたくなるのはどういうことなのでしょう。これこそが最たる自意識過剰だとはわかっているのですが、「キャー!このひと、自分語りしてるぅー!」って女子Aとして隣でさけんで指さしたいような気持に駆られますね。
     
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別冊少年マガジン2月号から、連載小説「魔法少女WEB」開始しています。挿絵は紗和さん。読んでください。よろしくおねがいします。詳しくはこの前の日記