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 嘘をつくよ。嘘だよ。

ネットにおけるエイプリルフールの主流ネタはたぶん「そこまでやるか」系だと思う。結局エイプリルフールという文化がネットになじみすぎたせいで、すでに4月1日は嘘ついてもいい、という前フリが、「今からこの人がおもしろいボケをしますよー!」ぐらい強烈な無茶ぶりになっており、それをぶちやぶるには、質より量でいったほうが確実だということなのだろう。たとえば、google mapの今年のネタはどんだけの労力がかかっているのか恐ろしくなるレベルのものだったけれど、あれは、「面白いボケをしますよ」という例でたとえると、新年会で「今からぼくは面白い一発芸をしまーす!」と名乗り上げた新入生が、本当に2億円を投じて大階段のセットを作り、なおかつ有名ダンサーたちをひきつれ、ミュージカルを披露するようなものである。なんかもう、一発芸→ミュージカルというボケがどれぐらいおもしろいかとかそういう問題ではなく、「そこまでやるか」というところで笑いが起きるのだから最も確実な方法で、なおかつ、非現実的な方法だった。ただ、ネットにおいては、これが非現実的にはならない。実際googleは成し遂げてしまっているし、他にも異常に凝っているサイトは多い。単純でシンプルなネタでは、どうしても面白いと思ってくれる人のほかに、つまらないと思う人も出てしまう中で、それ以外の方法がとれるネットはエイプリルフールにぴったりなんだろうな、とか思った。