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 まあ虚構なんですけど。

急にいろいろ嫌になって携帯電話を駅のゴミ箱に捨てて、見たこともない色の電車にのりこんで終電まで行くことにしたら財布を落としていた。着いた田舎でとりあえず降りたらもうまっくらで、無人駅だから駅員すらいない。おなかがすいたし、ここが何県なのかもわからないし、いつもなら電話するにも勇気がいるあの人に電話をしようという気持ちに自然となったのに電話は都会の駅のゴミ箱の中で。