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ぬいぐるみは洗濯中がいちばんかわいい説

麦茶以外に夏にいいところなんてない。クーラーはつかれるし扇風機もつかれるし、都会はなんか腐ったにおいがしはじめる。どうして外に出たほうが、空気が全て腐ったみたいに生ぬるくて重たいの? 地球の換気ってどうやったってできない。空気は入れ替えられるものだという価値観が、星単位で言えばとんでもなくおかしいのだろう。
 
うどん。いい言葉だと思います。意味もないこういう文章や、メールとかの途中で、急に書きたくなる単語のひとつです。う、という音がまず低い。きとかけとかみたいに、きゃんきゃんした音じゃないし、あげく続く音が「どん」。こんなにどっしり落ち着いた言葉なんてない。間をもたすならこういう音を挟むべき。だからこそ、できればうどんの話をそこから始めたいのだけれど、うどんについてそこまで、詳しくなくって消すことが多いのです。きっと書いてそれから消した一番の言葉はうどんでしょう。ありがとう、うどん。書かせてくれて、そして黙って消えてくれて。これからもどんどん消していきますよ。
   
こんな流れでこんな話をするのはどうなんだろうと、おもいはするのですが、詩集「空が分裂する」(2012年)について、ありがたいことに「重版してください!手に入らないです!」というメッセージをときどき頂くのですが、私も重版して欲しいのです……!でもそれは私が決めることではなくて……そして版元さんも何度も検討してくださっているようなのですが、まだまだ注文が足りていない、というのが正直なところのようです。ですので、ぜひ、「重版を!」という声を!注文を!私だけでなく版元さんにもお届けください。私ももっともっとがんばります。よろしくお願いいたします。「空が分裂する」は参加してくださった漫画家さん・イラストレーターさんからして非常に豪華な本でして、また、「死んでしまう系のぼくらに」の詩が生まれるきっかけというかターニングポイント的な詩集なので、このままなくなるのはとても残念です。