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ごはんは食べる前が一番おいしい。

通常なら絶対に手に入らないようなものすら美味しいと思うのはなんというか生命の神秘だと思うのですがどうでしょうか?陸地の生物に、遠海の魚を食べさせたり、寒い国の生き物に、暑い国の食べ物を与えたり。それがおいしいものとして認識されるのは不思議です。初めて食べた味、というのが認識できるというのは、「?」ですね。どこまで生き物は受容できるんだろう。他の星の食べ物も消化できたりするんだろうか?こういうのが進化のきっかけになっているんだろうな。
   
プレゼント包装といえば最近は不織布のようなかんじの布の袋に入れてきゅっとしばるだけというのが多くなって、もちろんそれはすごく効率がいいのだけれど、でも、なんだかやっぱりプレゼントは紙で包まれたもの、という感覚が消えないのです。きっと、クリスマスのせい。サンタのせい。クリスマスの朝、枕元に置かれた謎の四角い物体。つつまれてなにかはわからないけれどまず最初にそのつやつやとした箱の形にどきどきしたものです。これぐらいの大きさなら、あれかな、これかな、そんなふうに頭が想像をはじめる。つやつやした包装紙に反射する光や、触った時の冷え切ったかんじが、また内側への期待を膨らませて、いいんだよね。なんだろうね。袋も大して変わらないはずなのに、こう、箱の形にぴたりと合わせているところがいいのかな。
ということで、季節はずれな話題を持ち出したものの、話が続かず、「あ、どうしよう」という気分でございます。ほどほどに雑な情報、というのは妙に魅力的に見えるというか、プレゼントだと大きさとか、箱の形とか。魚でも「これぐらいの大きさ」とか言いますよね。具体的なあらすじを聞くより、なんていうか、おおまかな映画予告のほうがよかったりね。そういうことはあります。勝手に期待できるからだろうか。あらすじとか実はネタバレする直前までのぎりぎりのやつが一番面白かったりね。ごはんも食べる直前が、なんとなく一番おいしかったりね。「今日はナポリタン食べたい!ナポリタン食べるんだ!ふふふ」っていうそのテンションの時がこう、一番美味しい気分になっている。こういうことを考えるとなんていうか人類って幸せな生き物なんじゃないかと思うのだけれど、私だけかもしれない。手に入れる直前が、いちばん幸せって感じがする〜とかいう歌がありそう〜ららら〜♪