小林先生とは当然あの小林先生である。

10年のレンジで見ると人間はエゴイスティックだが、100年のレンジで見ると確実に進歩している。というようなことを小林先生がおっしゃっていて、これは芸術とかにおける「前衛」も同じだなと思った。私は前衛の人ではないのでよくわかってないかもしれないが、どんどん前進していく芸術は、とがりすぎると先端がもろくなり、ついには崩れ落ち、またそこからやり直しになる。けれど長期的に見ればきちんと前進しているんではなかろうか。なんかそういうイメージ。とがりすぎたらあかんのかといえばそういうわけでもなく懐古主義はあかんのかといえばそういうわけでもなく、全部必要だね!という。ま、進化なんて一世代で済む問題じゃないんだから、個人が騒ぐなよ、ってことかもしれない。
  
益川先生ではなく小林先生でした。訂正しました。