ヒグマ記念日

君は幸せ?! そう! そうなんだー! いいねー!(どちらの答えであろうとも)
   
ヒッグス粒子がどうしてもいつも、ヒグマ粒子に見えて、クマたちがイエイイエイ言っている様子を想像してしまうの。みつけてくれてありがとうってたくさんのクマたちが言っているよ。よかったねクマ。
   
アウトローたちが寄り添ってかたまって、新しいメジャーを作っていくところを見ると、結局みんなメジャーになりたかったんだなって、なんだかさみしくなる。
誰かと一緒にいたいとか、一人じゃ生きていけないとか、そういうことばかり言う人たちは確かに人と人の関係性がとても豊かなんだけれど、そればっかり言っているのを見ると、関係性だけが豊かで、肝心の個人がただの空っぽみたいに見えるんだ。たくさんの風船が、複雑な糸でつながっているみたいな。
こういうときちょっとさみしくなるんだ。なんで風船に向かってわたしは話しかけたりしているんだろうとか思うんだ。ふとぬいぐるみ遊びを客観視してしまって、これは布と綿だよな、って気づいちゃうような。そんなかんじね。くるしい。