別マガマガマガ

私が言うのもなんだけれど、別マガは無謀な雑誌だなあ。詩の連載を2年弱させてくれたあげく、長編小説を発表したこともない新人に連載小説を書かせてくれるんだもんなあ。いまだに、群像の編集さんから電話が来て「週刊マガジンの人が会いたいと言っている」と言われた時のインパクトが忘れられない。といっても、もちろん、無謀というのはこの場合悪い意味なのではなくて、無謀ってことは、未知への挑戦、ってことだし、新しいものを生み出すにはやっぱり無謀じゃないとだめじゃないか、と思うのです。こういう無謀さって雑誌作りにはすごく、大事なんだろうし、身内贔屓とかではなく、雑誌の「雑」には、そういう無謀さ的な意味があるんだろうな、って勝手に思っています。
うーむ、身内贔屓みたいになってしまった。身内贔屓でもいいけど。とにかく私に出きることは、そういう無謀さをちゃんと、無謀だけにしないように全力で頑張ることなんだろうな。