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麺は行間を味わう食べ物。

食べ物って昔は、「どれぐらい効率よくカロリーをとるか」ってところがポイントになっていて、だからこそこう、主食が小麦とかご飯とか、ザ・糖質な食べ物ばかりなんだと思います。そういうのを何千年も人は食べ続けてきて、というか食べ繋いできて、ちょっと食べては、ああ、なんとか今日も生きていけるフラフラ、ってなっていて、だから「高カロリーこそが正義」って時代に長いこと晒されて、そういうのが「おいしい」っていうふうにもう、洗脳されちゃっているのかもしれないんですよね。太るものばっかりおいしい!っていうのは結局、カロリー摂らないと死ぬっていつだって真剣だった時代の名残だと思うし、もう昔の料理を引き継いでいったってそこには矛盾しか生じないのではないかなんて思う。今は飽食の時代。むしろダイエットしたい時代。いかにおいしく、かといってカロリーを摂らずにすませるか。過分な塩分糖分脂質。食べ過ぎた方が死ぬ、っていうかんじの状況で、昔の料理を食べるのってそもそも違うのではないだろうかと思う。そろそろ主食自体が違うものに刷新されるべきなのかな。OLみたいにカロリーゼロゼリーが主食になる時代なのだろうか。
昔ダイエットするって言ってカロリーメイトばっかりたべている子がいて、「カロリーをメイトしているけれども」と女子の間で話題だった。
   
私は麺類が好きで、でも麺って、あなどれないんですよね。カロリー。蕎麦とかたしかうどんよりカロリー高いんじゃなかったかな。なんかうらぎられたかんじがするんですよ。でも主食なんだもんね。そりゃそうだよね。だから主食なんだもんね。なんてことを思ったので上記のようなことを書きましたが、私は麺が滅んだら悲しいです。しかし麺が好きな理由ってなかなか説明できないというか、小麦粉が好きなのかといえばそんなことはなくてパンとかおこのみやきとか、塊系はそこまでってかんじなんですよね。やっぱり麺ってスープとかソースがからんでいて、のどごしがいいというのが重要なんだと思います。でもだとしたら私は本当に麺が好きなのか? スープとかソースが好きなんじゃないか? とかもおもうんです。正確にはきっと麺とスープの間にある、行間みたいなものを味わっているんだと思う。肉なら「肉の味!」っていうのがあり、野菜なら「野菜の味!」っていうのがあるなかで、麺は行間の味がする。その手ごたえのなさがきっと、意外なカロリーの高さにがっかりさせてくるんだろうと思います。
   
この話けっこう書いていて個人的にはおもしろかったけれど、読んだらどうなんでしょう…。