この冬春はなんのまちがいか本が5冊ぐらい出るそうです。うれしいけどこんな怖いことはない。
みんながあんまりに女の子を好きだから、べつにそこまで好きじゃない私は最近戸惑いながら女の子を見ています。かわいいとかわいいな、って思うし、でも基本的に私は男だろうが女だろうが関係なく他人は嫌いだった。かわいくたってやっぱり他人は他人だった。でもみんな女の子が好きだし、楽しそうに話していて、女の子を好きになれない私はだめなのでは? とかは特に思わないけれど、なぜみんな女の子がそんなに好きなんだろうか、とか考えてしまう。なぞだ。女の子に夢なんてつまってないよという、女の子独自の視点をそこまで持っているわけでもなく、女の子に失望するほど知り合いも多くない。(いやでもだからこそ好きでもないのかな。)ただただ不思議だ。10年前はこんなんじゃなかったはずなのに(気のせい?)、なぜか女の子大好き帝国が形成されている。
私はどっちかというと麺類が好きですね。
書く人のリズムと、読む人のリズムというものがあるような気がする。書く人のリズムは、書いているときになによりも開放感があるリズムで、即興で書く人が自分の呼吸に合わせて書くやつ。私がよくやるやつでもあるし、私が好きな文章もこれが多いのだけれど、案外、これは書くことをしない人、読むだけの人にはリズムがなかなか合わないらしいというのも知っている。読む人の呼吸に合わせていく文章。読む人は書いていないのだから、ある意味これと、書く人のリズムの文章が違うことは当然で、でも、書く人のリズムも慣れるとある種のカタルシスがあるのも事実。自分が書いているような、吐き出しているような錯覚が生じたりもする。(うまくいけば。)一人称の文章でこれをやられると、こころとられちゃうことがあり、私は好きです。でも慣れるまでは苦痛だというのも事実ですね。